「今だからできる、時空を超える旅」

a toy car with its hood open sitting on the ground

昨日のブログを読んだ皆さんからのフィードバック

昨日のブログでおひとり様の最後のことを書いたら、皆さんからたくさんのコメントやお言葉をいただきました。

その中で気づかされたことがあります。家族がいても、今おひとり様というわけじゃなくても、多くの人が

「いったん自分がおひとり様という立場に立って、自分の最期を想像してみる」ことで、どうありたいかがより明確になったり、何が足りていないかに気づけたと教えてくれました。

an open door in the middle of a field of flowers

葬送の場で見えること

私がお葬式の現場にいて感じるのは、故人の最後に立ち会うほとんどの人が—遺族であっても、会葬者であっても—その場で自分の命を味わい直しているということです。

故人を偲び、その人がもういない、帰ってこないと思う時、心の中では無意識に「自分は今生きている、そしてこの命にも限りがある」と感じている。だからこそ、ここからの人生をどう生きるかを考える機会になっているようなのです。

woman in black dress walking on sidewalk during daytime

元気な今だからできること

でも、ここに大切な違いがあります。

元気な今、私たちは自分の命の終わりまで時空を超えて想像し、そしてまた今この瞬間に戻ってくることができる。何度でも往復できる。その往復の中で、「これからどう生きたいか」が見えてくるのです。

でも、本当にこの世からの旅立ちの時には、もう戻ることはできません。人生は一方通行だからです。

A very colorful christmas tree with ornaments on it

結活とは

だからこそ、元気な今だからこそ、時に自らの命の終わりまで時空を超えていってみることに深い意味がある。それは死の準備ではなく、今この瞬間をより豊かに、大切に生きるための「結活」なのだと思います。


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green and yellow fish on water

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