手帳は友達、シンプル健康ダイアリーのすすめ

pink and white floral greeting card

はじめに

私たちの日って24時間は変わらないはずなのに、1時間の長さが年を重ねるごとに短くなるように感じて、何かしら慌ただしさに追われ気味になってしまうものです。子育てにひと段落したはずなのに、時にはゆっくりと立ち止まる、自分自身と向き合なんてことはなかなか出来ないものですよね。そんな私たちにとって強い見方となるのが、『一冊の手帳』です。年齢を重ねるにつれて感じる身体の変化や心の揺らぎに対して、手書きの健康ダイアリーは私たちの心と体を支える大切な友達ともいえると思います。

なぜ手書き??手書きの力:デジタル時代だからこそ価値がある

スマートフォンやタブレットでも記録できる時代に、なぜ手書きの手帳なのでしょうか?

person holding pencil writing on notebook

手書きのメリット

  1. 脳の活性化:手で文字を書く行為は、脳の複数の領域を同時に刺激します。同じ手を動かすであっても、キーボードをたたくより、手書きの方が脳の活動が活発になり、記憶力の向上につながります。
  2. 意識の集中:ペンを持ち、紙に向かうことで、その瞬間に集中することができます。携帯を握りしめていると、そこにはありとあらゆる情報が待ったなしで流れ込んできます。入ってきた情報は今必要なモノでなくてもついついそちらにン枯れがち、だからこそ、ペンとノートが自分と向き合う貴重な時間となります。
  3. 感情との結びつき:手書きは感情を自然に表現できます。文字の大きさや筆圧、行間など、その日の気持ちが無意識に表れます。自分で選ぶことの自由さは心を解放に向かわせます。
  4. 達成感と継続性:一日の始まり、もしくは一日の終わりに手帳を開き、ペンを走らせる習慣は、自分への承認となります。この積み重ねが継続的な健康管理への意欲を支えます。

健康とは、心と体のバランス

健康とは単に「病気がない状態」ではありません。世界保健機関(WHO)も「健康とは、身体的、精神的、社会的に完全に良好な状態であり、単に病気や虚弱でないということではない」と定義しています。

私たちの健康ダイアリーでは、体の健康だけでなく、心の健康にも焦点をあてます。日々の小さな喜びや感謝の気持ちを記録することで、心の健康を育みましょう。

dishes on white ceramic plates

シンプル健康ダイアリーの始め方

準備するもの(たったこれだけ)

  • お気に入りの手帳(サイズや形式は自由)
  • 書きやすいペン
  • 数分間の静かな時間

基本の記録項目(一例です)

体の健康

  • 睡眠時間と質(深く眠れたか、途中で目が覚めたか)
  • 食事内容(簡単なメモでOK)
  • 水分摂取量
  • 運動や身体活動(あまりハードルを上げすぎず、どこからどこまで歩いたよ~などでもOK)
  • 体調の変化や気になる症状

心の健康

  • 今日あった小さな喜び(3つ記録するのがおすすめ)
  • 感謝していること(一番おススメ、自分にはこんなにもたくさんのものがあるっ気づくはず)
  • その日の気分や感情の変化
  • リラックスするために行ったこと(繰り返してみていくと、これが自分にとってのリラックス効果になるとわかってきます)
  • 明日楽しみにしていること

老いと向き合うための健康ダイアリー

年齢を重ねると、体の変化や制限を感じることが増えてきます。時に不安や焦りを感じることもあるでしょう。健康ダイアリーはそんな気持ちと向き合い、自分自身を励ます大切な場所になります。

小さな喜びの記録

日々の生活の中で感じる小さな喜びを意識的に見つけ、記録することは、心の健康に大きく貢献します。「今日はなんと学生時代の友人にばったりと会った」「まだまだ寒いのにつくしを発見、春一番のり」「クリーニングに出そうと思った服からお札を発見」など、些細なことでも構いません。

このような小さな喜びの積み重ねが、老いへの不安を和らげ、日々の生活ある当たり前だった何かにに彩りを与えてくれます。特に体の変化に不安を感じる時期だからこそ、心の豊かさを実感できる記録は大切です。

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健康の変化をポジティブに捉える

体に現れる変化や制限も、ネガティブに捉えるのではなく、「自分の体からのメッセージ」として記録してみましょう。例えば:

  • 「膝が痛む」→「今日は膝が教えてくれたおかげで、無理せず休息を取れた」
  • 「疲れやすくなった」→「自分のペースを大切にするきっかけになった」

このように視点を変えることで、体の変化を受け入れ、自分自身と上手に付き合っていく姿勢が育まれます。

継続するためのコツ

負担にしない

毎日長々と書く必要はありません。その日の体調や気分に合わせて、短くても構いません。大切なのは継続すること。

自分だけのルールを作る

「毎日寝る前に書く」「朝起きてすぐ書く」など、自分が続けやすいタイミングや方法を見つけましょう。

振り返る時間を持つ

週に一度や月に一度、これまでの記録を読み返す時間を持ちましょう。自分の変化や成長、気づきを感じることができます。

まとめ:手帳は心と体の健康を支える友達

手書きの健康ダイアリーは、単なる記録ツールではなく、自分自身と対話し、心と体の声に耳を傾ける大切な時間です。老いと向き合う日々の中で、小さな喜びを見つけ、自分を励まし、支える友達のような存在になるでしょう。

今日から始めてみませんか?あなたの健康ダイアリーがあなたの人生をより豊かにしてくれることを願っています。

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