あなたには、いざという時に頼れる人がいますか?
自立と依存、どちらも大切
おひとり様として生きることは、自立した生き方です。
でも、自立とは誰にも頼らず一人で完結することではありません。必要な時に適切に頼れる力も、大切な自立の一部なのです。
(おひとり様とは何か、日本のおひとり様文化については、昨日のブログ「結活✖️おひとり様パラダイス日本」をご覧ください)

自立を楽しむ時間
自分のペースで、自分の好きなことを楽しめる。これが自立の喜びです。
例えば、私の友人で、旅好きが転じてツアーコンダクターになった人がいます。今では訪れたことのない国はなく、世界遺産のことを尋ねるとまるでその場所にいるかのように話してくれる。その話の面白いこと!
また、Facebookのコミュニティで出会いから新しいビジネスチャンスを得て、空き時間を使ってお小遣いを稼いでいる友人もいます。
自分の内面を知り、それを行動に結びつける。好きなことで人とつながり、自由を楽しむ。これが、自立を楽しむ時間です。

頼っていい時
一方で、頼っていい時もあります。
例えば:
- 複雑な税金の手続きや、相続の書類に向き合う時
- 引っ越しや大きな家具の移動など、一人では荷が重い時
- 病気で買い物に行けない時、入院や手術の時
- 気持ちが落ち込んで、誰かと話したい時
- 高いところの電球交換や、重い荷物を持つ時
こういった時、「誰にも迷惑かけたくない」と我慢し続けるのではなく、素直に助けを求めていい。
それは弱さではなく、必要な時に適切に頼れる力という、もう一つの自立なのです。

意識的にバランスを取るコツ
おひとり様が上手に生きるコツは、自立と依存を意識的にバランスを取ること。
自分で楽しめることは存分に楽しむ。そして、助けが必要な時は素直に頼る。
頼れる友人や親戚がいればそれもいい。いない時は、プロに正当な対価を払って依頼する。それは自立した大人の、合理的な選択です。
そして何より大切なのは、自分が助けを必要としていることを、自分に許可すること。

「結ぶ」ことで生まれる安心
大切なのは、一人で自信を持って生きていても、私にはいざという時に結ぶ人がいる、結ぶ場所がある、結んだ後に自分がもっと楽に生きる可能性があると知っていること。
その「知っている」という安心感が、今を自由に生きる力になるのです。
おひとり様だからこそ、意識的に頼れる関係性を「結んで」おく。
「私は一人で大丈夫」という安心感と、「必要な時は頼れる」という安心感。
その両方を持つことが、生命力を感じて生きる「結活」なのだと思います。
(明日は、おひとり様が具体的にどう「頼る準備」をしておくかについてお話しします)

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