こんにちは!
最近タクシーに乗ったときのこと。車内のモニターから流れてきた健康情報で「マインド食」という言葉を初めて聞いたんです。
「体は食べ物でできている」っていうのは知ってるけど、マインド??なんだそれ?と思って、ちょっと調べてみました。

マインド食って何?なんで「マインド」?
調べてみたら、MIND食(マインド食)は、認知症予防にいいとされている食事法らしいです。
地中海食と、高血圧予防で知られるDASH食というものを組み合わせたもので、脳の健康を守ることを目的にしているみたい。
そして「MIND」という名前、実は頭文字を取った略語だったんです:
Mediterranean(地中海食)
Intervention(介入)
Neurodegenerative(神経変性)
Delay(遅らせる)
簡単に言うと、「地中海食で脳の老化を遅らせよう」っていう意味。
でも同時に、英語の「mind(心・精神・脳)」という意味もかけてるんですって。ダブルミーニング。
こういう覚えやすくて、意味も伝わりやすい名前って、いいなぁと思いました。
積極的に食べるといいもの:
- 緑の濃い野菜や色とりどりの野菜
- ナッツ類
- ベリー類(ブルーベリーとか)
- 豆類
- 魚
- 全粒穀物
- オリーブオイル
- 鶏肉
控えめにするもの:
- 赤身肉やバター
- お菓子やファストフード
…って書くと「あれもこれも気をつけなきゃ」って感じですよね。でも、このマインド食のいいところは、完璧を目指さなくていいところらしいです。

どんな研究から生まれたの?効果は?
マインド食は、アメリカのラッシュ大学の研究チームが開発したものだそうです。
高齢者を対象にした研究で、マインド食を実践していた人たちは、そうでない人たちに比べて認知症のリスクが約35〜53%も低かったという結果が出ているんですって。
しかも、完璧に守らなくても、「まあまあ守っている」くらいでも効果があったそう。
ゆるく続けるだけでも、脳の健康を守る助けになるって知って、ちょっとホッとしました。これなら私にもできそう。

実は日本の食卓と相性がいい!
よく見ると、これって日本人にとって意外とハードル低くないですか?
納豆や豆腐は豆類だし、もう毎日食べてるし。朝ごはんに納豆があればクリアですよね。
お肉で迷ったら鶏肉を選ぶ。唐揚げでも親子丼でも。牛肉や豚肉より鶏肉のほうがマインド食的にはいいみたいです。
焼き魚や煮魚も、もともと和食の定番。
つまり「和食ベースの食事に、ちょっとナッツやベリーを足す」くらいで、かなりマインド食に近づけそうなんです。
高齢でも気軽にできそうなこと
年齢を重ねてからでも、こんなちょっとした工夫で始められそうです:
- 朝の納豆に、ちょっとだけえごま油やオリーブオイルを垂らす
- おやつのお煎餅を、たまにナッツに変えてみる
- お肉を買うとき、鶏肉を選んでみる
- ヨーグルトにブルーベリー(冷凍でOK)をのせる
特別な料理じゃなくて、いつもの食事にちょっと足したり、選び方を変えたりするだけ。
認知症も「結活」でケアできる?
ここでハッとしたんですが、認知症って、実は生活習慣と深く関係してるんですよね。
高血圧や糖尿病などの生活習慣病が認知症のリスクを高めることもわかってきています。
つまり、病気になる前に体を整えておくこと。これってまさに「結活」の考え方そのものだなって。
結活は「未病」の段階でのケア。 マインド食も、認知症になる前の予防。
どちらも「今から、ゆるく、続けられる範囲で」がキーワード。

知ってるだけで、選べるようになる
全部を一気に変えようとすると続かないし、いつもいつもこれを気にして食事を制限するのも疲れちゃいますよね。
だから、知ってしまったから、どこかのタイミングで迷ったときに選べるくらい。そのくらいゆるくスタートできるといいなって思うんです。
スーパーでお肉を選ぶとき、「あ、そういえば鶏肉がいいんだっけ」って思い出すくらい。
おやつを買うとき、「今日はナッツにしてみようかな」って選べるくらい。
私も「いつもの納豆にえごま油をちょっと足してみる」から始めてみようと思います。
体も心も、未来の自分も、今からちょっとずつ整えていく。
そんな結活の一つとして、マインド食、よかったら一緒に意識してみませんか。

