日本人のふるさと感と、距離があるからこその対話

person sitting on white snow covered ground near body of water during daytime

マレーシアのYCE生が無事に帰国しました。

彼女は中華系のマレーシア人。滞在中、各国にあるチャイナタウンについての話になりました。

「中国人はどの国に行っても中華街を作って、故郷をその地に作ることができるんですよ」

彼女の言葉に、驚かされました。

kanji signage

日本人のふるさとへの想いは特別

日本人は、いつかはふるさとの墓に戻るという感覚が大きかった気がします。

どこで暮らしても、最後は故郷に帰る。 そんな想いを抱いて生きてきた。

でも時代は変わりました。

子供たちはそれぞれの家を引き継ぐこともなく、都会で家庭を持つ。 生まれ育った街が最後の棲家となるより、自分の家族を持った場所、仕事をスタートした場所が、その人にとっての第二の故郷となる。

ふるさとは、一つでなくていい。

でも、距離ができたからこそ、対話が必要なのです。 親子でも、単身赴任となった夫婦でも。

A winding road through a lush green forest.
photo of people crossing road

話せなくなってからでは遅い

息子が離れて都会で家庭を持ち、親は故郷に残る。 よくある光景です。

ある息子さんが、親のことを真剣に考えたのは、親が病院に入って話すことが大変になった時でした。

「もっと話しておけばよかった」 「聞いておきたいことがあったのに」

でも、その時にはもう、ゆっくり語り合うことは難しくなっていました。

距離を埋めるテクノロジーはある

昔は「遠いから会えない、話せない」が言い訳になりました。

でも今は違います。 LINEもZoomもある。顔を見ながら話すこともできる。

距離があるものを埋めるのが、現代のテクノロジーです。

ツールはある。時間もある。

あとは、「今日、話そう」と決めるかどうかだけ。

black and white pug and brown and white long coated small dog

結活は、今この瞬間の繋がりを大切にすること

終活が「いつかのための準備」なら、結活は「今を生きる、今繋がる」ことです。

離れているからこそ、意識的に対話する。 元気な今だからこそ、伝えたいことを伝える。 聞きたいことを聞く。

「いつでも繋がれる」と思うから、今日じゃなくてもいいと先延ばしにする。 でも、「いつでも」は来ないかもしれません。

あなたは、大切な人と「いつか」話そうと思っていることはありませんか?

距離があっても、今この瞬間に繋がることはできます。

話せなくなってから後悔するのではなく、話せる今を大切にする。 それが結活です。

An antique hourglass with sand flowing

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